トークの感想戦

飲み会などのときに本当はもっと話したかったけど、相手に求められていないと思って話せなかった話をします。

読みたい本をどうやって見つけるか

友人に読みたい本をどうやって見つけているのかと聞かれた。ネットで見たり、口コミで知ったりしていると答えたが、本当はそれ以外の方法でも見つけている。ここでは、自分がどのように読みたい本を見つけているかを記していく。

 

口コミ

1つが口コミである。読書好きな友人が何人かいるので、その友人が薦めた本で面白そうな本は読むようにしている。自分にとって参考になる人を見つけ、その意見をもとに読む本を選択するというのは王道であると思う。自分は友人に薦められて、地図と拳という本を知った。

 

気に入った本の著者の本を読む

好きな著者の新作をチェックするということも大事である。自分は村田沙耶香さんの作品が好きなので、彼女の本が出たら読むようにしている。コンビニ人間なんかはベタであるけどとても好き。村上春樹などのベテラン作家を最近になって好きになった人は、その著者の過去の作品を遡って読めば良い。

 

新聞や雑誌の書評欄を読む

古典的な手法だが、新聞や雑誌の書評欄で読みたい本が見つかることもある。読売新聞朝日新聞といった新聞、東洋経済PENといった雑誌には、書評欄がある。自分にフィットする作品と月に1度ぐらいは出会えるはずである。嫌われた監督という本は朝日新聞の書評でも扱われていたと記憶している。

 

本についての雑誌を読む

ダヴィンチという本についての雑誌がある。その雑誌では作家のインタビューを交えつつ深く本を紹介するコーナーとともに、1ページに50冊ぐらいの広さと浅さで新刊が紹介されているコーナーもある。これらを読んで気に入った本を見つかることもある。オオルリ流星群という本はこの雑誌で見つけた気がする。

 

受賞作を読む

こちらも王道であるが、受賞作を読むということが挙げられる。芥川賞直木賞、ハヤカワSFコンテストなどなど。受賞作をチェックして本を選ぶということはあまりなく、評判になっている本を読んだら受賞作だったというケースが多い。サーキット・スイッチャーなんかはその一例である。

 

大学図書館の図書新着を見る

専門書の新刊を知りたいという特異な方には、図書館の新着案内を見ることをおすすめする。例えば東京大学では最近入荷された本がホームページに載っている。ざっとタイトルに目を通して、面白そうなものはメモしておけば良い。

 

まとめ

自分はこのような導線を通じて読みたい本に出会っている。2つ以上の情報源から出会った本はだいたい読んで面白いので、そうした本を優先的に読んでいる。

アンテナを張っていないと世界の面白さには気がつけないので、どんどんアンテナを張って人生を楽しんでいきたい。